30年以上子供達と接して・・・家庭教師偏
私、Tera賀茂塾・塾長 茂谷は、当塾を立ち上げる前、
学生の時からすでに、卓球を教えたり、家庭教師で勉強を教えたりしていました。
大学を辞めてからは、学習塾の講師もしました。
私が指導する子供たちの卓球チームも結成して、25年になります。
子供達に接してきた30年以上の間、
様々な子供、親、家庭環境を見てきました。
上手くいったこと、失敗したことたくさんたくさん経験しました。
と言うより、失敗の連続でした。
(ここでの失敗は、次へのステップの意)
家庭教師偏
50人以上の子供の家庭教師をやったと思います。
いろいろな家庭の子供を見ましたが、共通点が有るようで無いようで・・・
家庭教師を付けられるくらいなので、ある程度は経済的に恵まれた家が多いのですが、
経済的に恵まれているからといって、人間的に成長する環境に恵まれているとは限らない。
むしろ、その反対に陥りやすいように感じました。
初めのうち(小さなうち)は良くできていても(学習環境が良いから?)
徐々に学業に身が入らまくなる、頑張っているように見えるだけで実力が付かない。
便利な環境過ぎて、体や脳、心が満足していて向上心や忍耐力にかけてしまうのでしょうか。
「おじいちゃんが創業者、お父さんが現在社長、その子供の代で会社は潰れる」
とよく聞く話ですが、何となく納得してしまう経験が多々ありましたね。
現在の統計では、家庭の収入が高いほど、その家庭の子供は高学歴ということですが、
この統計はあくまでも平均値なのでしょうから、個人個人の例を一つ一つ見ていくと、
高収入=高学歴は無理やりな考え方のような気がします。
確かに月謝の高い塾に通って家庭教師もつけて、やっとの思いで有名大学に入る子供もいるでしょうが、
親の経済力を理解して、ハングリー精神で努力してそのような大学に入る子供も少なくないと思います。
「金」持ちよりも、「気」持ちが大切だと感じていた家庭教師時代でした。
現在2021年11月
現政府は、子供に給付金をあげる経済対策?教育対策?をしようとしていますが、
もし、収入=学力みたいな考えでお金をばらまくのは、ちょっとどうかなあ・・・
用途を指定するのなら、まだ理解できるでしょうが・・・
「かわいい子には旅をさせよ」
お金がかかる旅もあれば、お金が無くてもできる旅があると思います。
Tera賀茂塾 塾長 茂谷 幸弘